基本から知りたい!保険を見直してライフスタイルを考えよう

保険を見直してライフスタイルを考えているところ

専業主婦にとっての保険の役割は?

もしも突然病気やけがをしてしまったら…、もしも万が一のことがあったら…。

日々暮らしていく上で、こんな心配はつきものです。家族が困ってしまうことはすぐに想像できますが、そんな時どんな保障が必要なのかということはあまり思いつかないのではないでしょうか。

収入がない専業主婦であっても、保険に入っておくことは重要です。もちろん、専業主婦の場合は病気やけがで入院しているからといって収入がなくなる、ということはありませんが、当然医療費がかかります。それだけでなく、料理をできる人が家にいないために外食が増えて食費がかさんでしまうかもしれません。緊急時には予想以上に出費が増えるものです。

子供がいる場合、死亡保障も重要です。もし万が一のことがあった時、残された夫だけでは子育てと仕事の両立が難しくなることもあり得ます。子供が独り立ちできるようになるまでのことを考えた保障を確保しておいた方が安心でしょう。

このように、専業主婦であっても保険はとても重要です。どのような保険が最適なのか、身の回りの環境を踏まえて見直してみましょう。

独身女性にも保険は必要?

今は一人でも、近い将来、家族を持つことになるかもしれません。若いうちの方が、保険料が安くなるため、早めに入っておくとお得です。

また、一人の場合は病気やけがで働けなくなってしまったと時の医療費やその間の生活費の確保が問題になります。女性特有の病気の保障が手厚い保険もあるので、加入を検討してみてください。

かしこい保険の見直し方

医療保険には、期間に着目して大きく分けると、一定の保険料で保障が一生続く「終身型」、一定期間で契約が更新され、保障も契約時に決められる一定期間適用される「定期型」の二種類があります。

終身型は保障が一生続くという安心感がありますが、年齢に応じて保障内容が合わなくなってくる可能性があります。

一方、定期型はその時々の必要に応じて自分に合った契約内容に切り替えやすいという点がメリットです。デメリットは契約を更新しないと保障が受けられなくなってしまうことや、年齢に応じて保険料が上がってしまうという点です。

保険料の受け取り方に着目すると、「掛け捨て型」と「積立て型」の二種類に分けられます。

掛け捨て型は契約満期や更新、解約時にお金が戻ってこないタイプの保険。一見損をしてしまうように見えますが、毎月の保険料が安いタイプの商品が多く、結果的にお得な場合もあります。途中解約でも満期でも払戻ししがなくなるといったデメリットがないので、保険を見直しやすいこともポイントです。

積立て型は、所定の年齢に達した時や契約満了時に、それまでに支払った保険料と同等程度の保険金を受け取ることができます。将来のための貯蓄のような使い方ができるのが魅力ですが、毎月の保険料が高めに設定されていたり、途中で解約すると損をしてしまったりするなど、計画的な契約が必要になります。

このように、保険には様々なタイプがあります。自分の今の年齢、将来的に保険料を貯蓄として使いたいのか、月々の保険料を抑えることを重視したいのか、契約を見直すタイミングをどうするのかなどなど、保険を選ぶ上では自分のライフスタイルを振り返ることが大切。自分の環境と将来のイメージに合わせた保険を選ぶことが大切です。保険を見直すことをきっかけに、ライフスタイルを見つめ直してみるのはいかがでしょうか。

専門性の高い保険いろいろ

ここまで医療保険の仕組みを淡々と説明してきましたが、保険の種類は実に様々です。

例えば、同じ医療保険においても、ペット保険という犬や猫が加入する医療保険もあります。こちらは極めて高額になりやすいペットの医療費を補償するもので、何かしらペットを飼っている人であれば、加入を検討するべきでしょう。ちなみにドーベルマンを飼っている友人はPS保険に加入しており、月々2,000円前後らしいです(ドーベルマンの保険について

犬の保険について | ペット保険・動物保険の「PS保険」

このペット保険の基本的な仕組みは、人間の医療保険と同一ですが、分類される品種や身体の大きさによって月額の保険料が変化するという特徴があります。

また医療保険以外にも、万が一の災害に備える災害保険。火災の損害を補償する火災保険。子供の将来に備えて積み立てる学資保険などがあります。極端な事を言えば、日々の暮らしで発生するほぼ全ての不安に対して、保険制度が存在すると思っても過言ではありません。

とはいえ、不安を解消すべく次々と保険に加入してしまっては、月額の保険料だけで首が回らなくなってしまいます。よほど財力に自信がある人でもない限り、「どの不安に対して何の保険に加入すべきか」をしっかりと検討する必要があるでしょう。

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