個室が与えられている学生寮には、最低限生活で必要なくらいの家具は揃っているところがおおいですが、自分で家具を搬入して好きにレイアウトすることもできます。せっかくひとり暮らしできたのだから、在学中ですごす部屋は自分好みにしたいという方は、ぜひお部屋作りにチャレンジしてみて下さい。ここでは、小さなお部屋のレイアウトの基本についてご紹介します!

▶学生寮参考:信州大学(松本キャンパス)生のための学生寮・下宿|学生寮ドットコム

生活動線をつくろう

生活動線とは、生活する上で人が通るルートのこと。例えば、洗濯機を回した後に、洗濯物を干しにベランダまで行くときに、ベッドやテーブルが道を塞いでいると「使いづらいな」と感じてしまいます。寮のお部屋はこじんまりとしているので、大きな家具を置くと動きにくく、ストレスを感じるような住空間に仕上がってしまうことがあります。

レイアウトを考えるときには、人が通る道がちゃんとできているかどうかに気を配りましょう。部屋が小さい場合には、壁際に家具を置いて、ドアから部屋の奥まで一直線に伸びる導線をつくってあげると、過ごしやすい部屋になります。

「抜け感」を意識しよう

室内に入った時に、視線を遮る家具があると、圧迫感を感じてしまいます。できるだけ背の低い家具を置くことで視線が抜けて、空間の広がりを感じられラウでしょう。

また、床面や壁面を隠すような家具や、重厚な色合いの家具は、高級感を高めてくれる一方で、圧迫感を覚えやすくなります。足の細い華奢な家具をおいたり、淡いカラーの家具を選ぶなどして、空間に抜け感を作ることを意識してみましょう。

空間に奥行きをつくろう

空間をちょっとでも広く見せるために、よく使われるのが、「鏡」や「照明」を使ったテクニックです。鏡を置くと、反射によって室内の風景が映るので、もっと奥に部屋があるように錯覚します。部屋に窓が少ないときには、窓に見立てて鏡を飾るのもOK。

また、大きな照明で画一的に室内をテラスよりも、小さなライトを配置して室内に光のメリハリを作ったり、部屋の天井や隅を強調したりすることで、奥行きを感じやすくなります。

閉じる