改めて知りたい!パートと派遣の働き方の違い

美意識の高い女性

子供も幼稚園や学校に通うようになって、そろそろまたお仕事がしたいと求人情報を開いたら、正社員やアルバイト、パート、派遣に嘱託…とたくさんの種類があって大混乱。その違いっていったい何?今回は、パートと派遣に注目してそれぞれの特徴をまとめました。

パートの特徴

パートは「パートタイム労働者」の略称。フルタイムで働く正社員などに対して、時間を限定して働く人のことです。契約社員や嘱託でも時間限定で働くことはありますが、特に短い時間に限定する働き方をパート・アルバイトと呼ぶ場合が多いようです。パートとアルバイトにはあまり違いはなく、求人する側が主婦・主夫向けの仕事は「パート」、学生・若者向けの仕事は「アルバイト」と呼び分けているだけ。

パートでも、その会社に雇用されているという点では正社員と一緒です。基準を満たせば有給休暇を取得できたり、保険に加入したりといった会社の福利厚生を受けられます。

派遣の特徴

派遣は人材派遣会社と契約して、派遣先の企業で勤務する働き方のことです。パートと一番違うのは、契約する相手が働く会社ではないこと。登録した派遣会社に希望の就労条件や職種を伝えて、条件にマッチした勤務先を紹介してもらいます。給与を支払うのは勤務先の会社ではなく、契約している派遣会社です。派遣先で何かトラブルがあったときには、派遣会社がフォローしてくれる体制が整っていることも。

派遣は雇用期間が定められており、基本的には長期間同じ職場で働くことはできません。ただし、派遣先の企業がその人の雇用延長を希望して派遣会社と再度契約を交わせば、派遣期間が伸びる可能性もあります。

パートと派遣はどちらを選べばいいの?

派遣の場合、多く募集されているのは正社員と同様の勤務時間で働くフルタイム型です。正社員との違いは、異動や転勤の心配がないこと。自分の希望を大切にしながらもフルタイムでしっかり稼ぎたい人におすすめの働き方です。

一方、パートの魅力は勤務時間が短く、プライベートの時間を大切にできること。シフト制で時間を柔軟に使いやすい場合が多いので、子供の学校行事や急病など、不定期にお休みが欲しいときにも申請しやすいのが特徴です。

正社員、派遣、パートなどなど働き方は様々。フルタイムでお仕事も全力で楽しみたいのか、時短勤務でプライベートとのバランスを重視するのか。自分のライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。

閉じる